陽気一転…路面ぐちゃぐちゃ・ざくざく・つるつる混在 JAFも大忙し 中小路要注意 札幌市
春の陽気から一転、きょう(2024年2月15日)の北海道内は気温が急降下。
つるつる路面もあれば、ぐちゃぐちゃ路面のままになっているところもあります。
あすにかけてはさらに冷え込みが強くなり、路面状況に注意が必要です。
朝から雪がちらついた札幌市内。
春の陽気から一転、きのうより7℃低くなりました。
街ゆく人を悩ませていたのが、路面状況です。
(恩田記者)「歩道の中心は雪が溶ける水たまりになっています。この水たまりをよけて歩こうとすると、道が斜めになっていて、非常に歩きにくいです」
ぐちゃぐちゃ路面の場所もあれば、ザクザク路面のところも。
歩きにくい状況となっています。
(女性)「きょうは寒いので凍っていて、それがまた歩きにくさにつながっているかなと思う」
(女性)「この悪路はものすごい疲れますね。倍ぐらい疲れて」
この路面状況に、もともと足が悪いと話す女性は恐る恐るタクシーに乗り込んでいました。
この道路状況のため、札幌ではいたるところで車がスタック。
JAFの出動が相次いでいました。
こちらの車はザクザク路面にタイヤがはまり、駐車場から出られなくなっていました。
(依頼した人)「こんな状況になるとは思わなかったですね」
一方、前日より気温が10℃低くなった北見市では、あの路面に逆戻りです。
(小出カメラマン)「歩道はザクザクとしていて歩きやすいのですが、横断歩道ではツルツルとなっていて、大変危険です」
ツルツル路面です。
横断歩道は太陽で光りで輝くほどに。
これからバスに乗る男性もツルツル路面の上で待っていました。
(男性)「交差点や歩道がツルツルですね。気を付けないと危ないです」
気温差が乱高下する道内。
きのう10.8℃を観測した札幌は平年並みの気温に戻りつつあり、あすの予想最高気温はマイナス1℃の真冬日に。
ツルツル路面に逆戻りする可能性があり、注意が必要です。
そこで、あすはどんな場所に注意すべきなのか専門家に教えてもらいました。
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「氷の板みたいな状況が残っているところについては、この後冷えこむともう一回凍るので、ツルツル滑る路面になると思う」
まずは氷の板のようになっている場所です。
ここは小股で歩くことが重要だと話します。
さらにー
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「地面が見えているような薄い氷があるようなところは、少し気温が下がると凍っちゃいますので、こういうところも局所的に滑る状況が起きると思う」
地面が見えかけている場所です。
こういった場所は雪が溶けきらず、そのまま凍ってしまう可能性があるということです。
(ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん)「ザクザク・ツルツル、いろんな状況が混ざった状況に明日はなると思う」
あすにかけてさらに冷え込みが強くなる道内。
ツルツル路面も加わるため、引き続き注意が必要です。