職務質問で発覚 無免許運転し“免許証不携帯”で交通反則切符を受け第三者になりすまし署名した疑い 47歳の男を逮捕《新潟》
新発田市で6日、免許証不携帯で交通反則切符を受けた男が第三者になりすまして署名し、無免許運転していた疑いで逮捕されました。
道路交通法違反、有印私文書偽造・同行使の容疑で逮捕されたのは住所不詳の会社員の男(47)です。
警察によりますと男は去年12月20日午前0時過ぎ、新発田市大手町の交差点で赤信号の停止線を大きく外れて停まっていたことから、パトロール中の警察官が男の車を止め、職務質問したところ、男は運転免許証をもっていませんでした。
警察官は男に対し免許証不携帯として交通反則違反切符を渡し、新発田警察署で警察官が作成した交通事件原票に名前を書かせた際、男は実在する第三者の氏名を書き、指印を押して提出していました。
その後の警察の捜査で、男が提出した文書について私文書偽造の疑いがあることが判明。捜査の結果、男を特定し6日の逮捕に至りました。
男は韓国籍で、日本名で県内で仕事をしていたということです。男がなりすました第三者との関係などについては警察は捜査に支障があるとして明らかにしていません。
警察の調べに対し、男は「自分の免許証は有効だ」と話し、第三者の名前で署名したことについても容疑を否認しているということです。