高校生活の“最後の思い出”に 卒業を前に献血で社会貢献 《新潟》
3月に入り卒業シーズンを迎えている県内。新潟市では卒業式を5日に控えた高校生たちが大切な社会貢献に臨みました。
ことしもやってきた旅立ちの季節。新潟市中央区の東京学館新潟高校は5日が卒業式です。卒業生に話を聞いてみると…
〈東京学館新潟高校 3年生〉
「悲しい。いっぱい友達できました」
高校で出会い大の仲良しになったこちらのふたり。3年間の“最後の思い出”を作ろうとしていました。それが献血です。
こちらの学校では卒業を前に社会へ貢献しようと、毎年この時期に希望者を募り献血を行っています。献血をする若者の数は年々減り続けていて、この15年で半分ほどになっています。
〈東京学館新潟高校 3年生〉
「大学で看護の道に進むので、社会に貢献する一環でもちょうどいいのかなと」
“最後の青春”を終えた高校生。
〈東京学館新潟高校 3年生〉
「献血もそうですけど、人の役に立てることをしたいなって思います」
将来の夢を聞いてみると…
〈東京学館新潟高校 3年生〉
「夢ないです。なにかしらの役に立てたらいいなって思います」
卒業を前に献血で社会に貢献した高校生たち。大人への一歩を踏み出しました。