【今季一番の冷え込み】夏油高原スキー場オープンに備え安全祈願 ゲレンデには5センチほどの雪 岩手・北上市
岩手県内は20日、寒気と放射冷却の影響で、多くのところで今季一番の冷え込みとなりました。この中、北上市の夏油高原スキー場では、今シーズンの安全を祈願する神事が行われました。
盛岡市薮川で氷点下8.6℃、遠野で氷点下5.7℃となるなど、34の観測地点のうち、26か所で今季一番の冷え込みを記録した20日朝の岩手県内。夏油高原スキー場のゲレンデは、5センチほどの雪に覆われています。
この中、スキー場の関係者が神事を行って今シーズンの安全を祈願しました。昨シーズンの夏油高原スキー場は、海外や県外からの客が増えたことで、運営が北日本リゾートに変わった2013年以降、最も多いおよそ12万人の入り込みを記録しました。
今シーズンの入り込み目標も同じ12万人で、パウダースノーが楽しめる人気のツリーランエリアの増設など充実を図ることにしています。
夏油高原スキー場 村松麻人 総支配人
「将来的なリゾート化を見据えた取り組みを中心に展開するとともに、地元に愛されるスキー場としてやっていきたい」
夏油高原スキー場の今シーズンのオープン日はいまのところ未定ですが、「まとまった積雪があればすぐにでもオープンしたい」ということです。