岩手で今季一番の冷え込み 盛岡は今秋初の氷点下に
14日朝はなかなか布団から出られなかったという方も多いのではないでしょうか。ほとんどの地点でこの秋一番の冷え込みとなり、盛岡は今季初めて「冬日」になりました。
記者「盛岡です。きょうは手がかじかむほどの寒い朝でした。その中、公園の池からは霧が立ちのぼっています」
温かい水と冷たい空気。その温度差が大きい時に生じる「蒸気霧」です。霧の中、飛来した白鳥が水面をゆったり泳ぐ様子は、秋から冬へと季節が移り変わっていくことを感じさせていました。
14日朝の岩手県内は、よく晴れて地表の熱が奪われる放射冷却によって気温が下がりました。最低気温は宮古市区界で氷点下7.6℃、盛岡で氷点下1.1℃など、34の観測地点中28か所でこの秋最も寒い朝となりました。
盛岡市内では、厚手のジャケットやコートを羽織って職場や学校へと足早に向かう人の姿が見られました。
母親「幼稚園に送るので、寒いと耐えられなくて厚着をしてきました。(外に)出た瞬間寒くて」
幼稚園児「げんきです」
記者「きょう寒かったね」
園児「うん…」
記者「マフラーも手袋もないですけど、いかがですか」
女子高生「もう寒すぎですね。(服装が)失敗したなって思いました」