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しま模様や振動する舗装で安全対策工事実施へ 鶴岡市の5人死傷事故受け 山形自動車道

2023年10月2日 18:31
しま模様や振動する舗装で安全対策工事実施へ 鶴岡市の5人死傷事故受け 山形自動車道

山形県鶴岡市の山形自動車道のトンネルでことし5月、車2台が正面衝突し、3人が死亡した事故を受け、ネクスコ東日本は3日から現場一帯で安全対策工事を行う予定です。

この事故はことし5月、鶴岡市田麦俣の山形自動車道・田麦俣トンネルで、鶴岡方面に向かっていた乗用車が反対車線にはみ出して対向してきた乗用車に正面衝突し、双方の車のあわせて3人が死亡し、2人が大けがをしたものです。
事故を受け、ネクスコ東日本は3日から、事故が起きた現場一帯で安全対策工事を実施する予定です。区間は湯殿山インターチェンジから庄内あさひインターチェンジまでの上下線およそ10キロメートルです。
工事では、事故が起きた田麦俣トンネルの出入り口付近を黄色いしま模様で舗装して目立たせ、ドライバーに注意を促します。路肩には、車がはみ出すと音が鳴り振動するよう凹凸の舗装をします。また、速度の出しすぎを注意喚起する看板を新たに2か所設置するなどの対策を行います。
事故を巡っては、これまでの警察の調べで、事故を起こした車の運転手が脇見をしてハンドル操作を誤り反対車線にはみ出したことが原因とみられています。
工事期間は2日から11月17日までで、工事に伴い、湯殿山インターチェンジから庄内あさひインターチェンジの間の上下線で平日午後8時から翌朝6時までの間、全面通行止めになります。

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