積雪30センチ 22日にプレオープン 米沢市の天元台高原スキー場で救助訓練
スキーシーズンを前に、米沢市の天元台高原スキー場で21日、ロープウエーの故障を想定した救助訓練が行われました。スキー場は22日、プレオープンします。
平地よりも一足早く、すでに周辺の木々が雪で真っ白に染まる米沢市のスキー場「天元台高原」。スキーシーズンを前に、例年、この時期に救助訓練を行っています。
訓練は機械トラブルによりロープウエーが緊急停止したとの想定で実施。従業員およそ20人が参加しました。
「最高齢の70代男性から救助始めます・・・これから下げますよ」
救助袋と呼ばれる道具を使って乗客を地上に降ろしていきました。参加者たちは互いに声を掛け合いながら真剣に取り組んでいました。
「オーライ!到着です」
訓練は毎年、ふもとのロープウエー乗り場で行われていますが、積雪のある状態での訓練はおよそ20年ぶりだということです。ゲレンデの積雪も朝の段階で30センチ。昨シーズンは、少雪の影響で2週間遅れのオープンとなったことから、関係者は来場者増加に期待を寄せています。
天元台・山田長一社長「予定したオープン当初から営業できるということで大変うれしく思う安心して滑っていただくのが基本なので安全を準備して営業に入りたい」
天元台高原スキー場は22日、プレオープンします。天候やゲレンデの整備状況次第で滑走可能となる見込みです。