日本海東北自動車道の山形県内区間のうち、遊佐町の「遊佐比子」インターチェンジから「遊佐鳥海」インターチェンジまでの6・5キロ区間が23日、開通しました。

開通したのは、山形県遊佐町の日東道「遊佐比子」インターチェンジから「遊佐鳥海」インターチェンジまでの6.5キロ区間です。

開通式ではくす玉を割って開通を祝い、およそ40台の車が通り初めを行いました。

この区間の開通によって、物流の安定化につながるほか、鳥海山を中心とするエリアの観光振興、また、遊佐町から酒田市にある日本海総合病院への搬送時間が短縮されるといった効果が期待されるということです。

国土交通省酒田河川国道事務所・岡本守 副所長「長年待っていただいたが、やっとこの日を迎えられて大変うれしい。地域の活性化、暮らしの利便性向上につながるようにぜひこの道路を使ってほしい」

また、日東道は今回開通した区間の北側、「遊佐鳥海」インターチェンジから秋田県にかほ市の「（仮）小砂川」インターチェンジまでの10・6キロが2026年度に開通し、秋田県側とつながる見通しです。