日本有数の規模を誇る山形県村山市の東沢バラ公園では「秋のバラまつり」が13日から開かれています。開幕に先立ち12日夜、ライトアップが行われ、園内は幻想的な雰囲気に包まれました。

村山市の東沢バラ公園では、毎年6月と9月にバラまつりを開催しています。12日は、秋のバラまつり開幕に先立ちオープニングセレモニーで関係者がライトアップの点灯を行いました。
園内は、7ヘクタールの敷地におよそ750品種・あわせて2万株のバラが咲いていて、見頃を迎えています。秋に咲くバラは、春よりも小ぶりですが、日中と夜間の寒暖差が大きい影響で、色が濃く、香りが強いのが特長だということです。
ことしも高温の日が続いたため、生育が早まりましたが、剪定の時期をずらして例年と同じこの時期に見頃を迎えることができたといいます。
「プライムミニスターナカソネ」と名付けられたバラです。県内では咲いている場所が東沢バラ公園など限られていて、なかなか見ることができない品種だということです。
村山市の東沢バラ公園の「秋のバラまつり」は、9月23日まで開かれています。ライトアップはバラまつり期間中の金曜日から月曜日に行われます。