記録的大雨で被害を受けた酒田市大沢地区の復興願い 山の斜面に「大」の文字をライトアップ
7月の記録的大雨で大きな被害を受けた酒田市大沢地区の復興を願い、山の斜面に描かれた「大」の文字のライトアップが12日夜、始まりました。
酒田市の大沢地区では、子どもたちに応援のメッセージを送ろうと住民の有志が毎年夏に山の斜面の下草を刈って「大」の文字を描き、2018年からライトアップを行っています。12日は、地元の八幡小と一條小の児童39人が地区の人たちと山に登り、太陽光発電で光るLED照明灯26基を「大」の形に並べました。日没後の午後6時ごろから徐々に点灯が始まり、地区の人たちがライトアップを鑑賞しました。
配色をデザインした八幡小4年三船つむぎさん「みんなが笑顔になってくれるようにカラフルにしました。きれいだった」
被災した地区の人は「自然災害のことだからまず前向きに生きようと頑張っている。あの明かりに元気をもらった」
ことしのライトアップは、大沢地区の復興への思いも込められていて、10月中旬まで続けられる予定です。