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ベニバナの花びら散りばめたカヌレ 企業と行政が連携し新商品開発 食卓に彩りを

2024年1月30日 18:11
ベニバナの花びら散りばめたカヌレ 企業と行政が連携し新商品開発 食卓に彩りを

山形県内企業と行政が連携し、ベニバナを活用した新商品が誕生しました。30日、観光施設でお披露目され、ベニバナ農家たちがその味を楽しみました。

中川悠アナウンサー「ベニバナを使った新しい商品が完成しました。どれもとても色鮮やかで食卓に華を添えてくれそうです。とてもおいしそう」

お披露目されたのは県産のベニバナを使って制作された5つの商品です。ベニバナの花びらが散りばめられたカヌレや花の色素で色付けされたご飯が使用されたカレーライスなど、彩り豊かなメニューの数々が並びました。県内のベニバナ農家や観光関係者50人が集まり、早速、試食です。

ベニバナ農家「おいしい。黄色でベニバナの花びらがきれい。匂いも気にならない」
ベニバナ農家「人から人に伝わって口伝えで広がるのでこういう商品を出してくれるお店があれば期待したい」
観光関係者「非常においしい。味にくせはない。これを参考にさせてもらってベニバナを栽培してくれている人と一緒にやっていきたい」

商品を開発したのは県内のコンサルティング会社や飲食店などで組織する「紅花推進協議会」です。
ベニバナの需要拡大を目指し、県産のベニバナを使った売れる商品の開発を行政と連携しながら行っています。

紅花推進協議会小関大介さん(Q.ベニバナの良さ・魅力は?)「色です。着色料を使ってもこんなに鮮やかな黄色は出ないんじゃないかという色が出た。水溶性で水に溶ける特徴があるのでジンとかウイスキーといった 飲料にも転用できると思う」

カレーやカヌレなど発表された商品の一部は、山形市の「道の駅やまがた蔵王」の中にあるカフェ「SLOWJAM」で31日から提供されます。そのほかのアイデアも今後、商品化していく予定です。

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