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新入学の児童や高齢者の事故防止など呼びかけ 山形市で「春の交通安全県民運動」出発式

2024年4月5日 17:08
新入学の児童や高齢者の事故防止など呼びかけ 山形市で「春の交通安全県民運動」出発式

「春の交通安全県民運動」が始まるのを前に5日、山形県庁で出発式が行われました。ことしは、「子どもへの交通安全指導」と「自転車のヘルメット着用」などに重点を置き県内各地で啓発活動が展開されます。

春の交通安全県民運動は交通ルールに不慣れな新入学の児童や、外出の機会が増える高齢者の事故防止などを広く呼びかけるため毎年実施されています。出発式では吉村知事が「県民の命と生活を守る安全安心な社会をつくるため、一丸となって運動を展開していきましょう」とあいさつした後、小学生や高校生など世代ごとの代表が交通安全を宣言しました。

子ども代表 鈴川小学校6年 武田一倖さん・工平柚稀さん「私たちは左右をよく見て安全を確認してから道路を渡ります!」
高校生代表 山形北高校3年 加藤寛菜さん・東根咲空さん「一、自転車に乗るときはヘルメットを着用し交通ルールをしっかり守って安全に運転します」

この後、白バイやパトカーなどが出動し、出発セレモニーが行われました。ことしの県民運動では◇子どもへの交通安全指導◇ドライバーへの歩行者優先意識の徹底◇自転車のヘルメット着用…の3つの重点目標を掲げています。

子ども代表 鈴川小学校6年・工平柚稀さん「新入生にはここ危ないよとか、気を付けてねとか優しく教えてあげたい」

県消費生活・地域安全課渡辺晃さん「春の運動をきっかけに交通ルールを守ること、ヘルメットをかぶったりして自分の身は自分で守ることなど再確認してもらい、みんなが思いやりを持って交通事故に遭わないよう心がけてもらいたい」

春の交通安全県民運動は6日から15日までの10日間にわたって展開されます。

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