山形ー台湾の国際定期チャーター便が運航開始 観光客「銀山温泉と十四代が楽しみ!」
山形空港と台湾を結ぶ国際定期チャーター便が、5日から運行を開始しました。
台湾からチャーター便が運行されるのは3年半ぶりでコロナ禍以降、インバウンド客が再び戻るのか関係者が期待を寄せています。
運行開始に先駆け歓迎セレモニーが開かれ、はじめに吉村知事があいさつしました。
「台湾の皆さまを本日お迎えできる日が実現したことをうれしく思う。これを機に、台湾と山形の交流が拡大することを心から願う」
その後、くす玉が割られ、運行再開を祝いました。
チャーター便は台湾大手の中華航空が運行するもので、きょうから11月7日までの1か月間、台湾と山形空港の間で16往復32便のチャーター便が飛びます。
この日は悪天候で到着時間が遅れましたが、到着直前・・・。
鶴岡から見に来た人「いいねえ、きょうは虹も出て。(台湾からの旅行客を)歓迎してくれているんですかね、いいですね。」
そして…
チャーター便には最大135人が乗れて、この日の第1便にはほぼ満席の134人が搭乗しました。
到着ロビーで、旅行客を台湾語で「台湾の皆さま、山形にようこそ」と書かれた横断幕が出迎え、県産のリンゴジュースが振る舞われました。
台湾からの観光客
「温泉と酒が楽しみ!特に銀山温泉に入るのと、十四代!」
「温泉!天童温泉!」
その後、旅行客は、銀山温泉や山寺、また宮城や岩手などをそれぞれ巡るツアーにバスで出発しました。
この日到着したチャーター便には、この後、県の観光協会や旅行関係者およそ20人が乗り込み、現地で観光PRを行うために台湾に向かいました。