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鶴岡市の上下水道施設から銅ケーブル約430キロ盗まれる 改修工事で撤去されたもの

2025年3月19日 12:57
鶴岡市の上下水道施設から銅ケーブル約430キロ盗まれる 改修工事で撤去されたもの

鶴岡市の上下水道施設の敷地内からおよそ430キロの重さがあり、ポンプを動かすために使われる銅でできたケーブルが何者かに盗まれていたことがわかりました。

盗難被害にあったのは鶴岡市宝田3丁目にある鶴岡市の上下水道施設「鶴岡浄化センター」のケーブルです。鶴岡市によりますとケーブルは銅でできていて長さおよそ150メートル重さがおよそ430キロ分が盗まれました。被害総額は23万6500円相当と見られます。
センターでは、設備改修の工事が行われていて盗まれたのは施設から撤去されたケーブルでした。2月26日、工事関係者が撤去したものを置いていた場所から袋に入れたケーブルの一部がなくなっていることに気づきました。袋ごとなくなっていたり、袋が破られケーブルだけが盗まれたりしていた状況だったということです。

鶴岡浄化センターの担当者「トンパック(廃棄物用の袋)に入れたものを中から抜き取った状況が数か所見られた。いろいろな雑物も入っているが量的に銅線が多いものを選んで持っていったと思われる」

3月12日に報告を受けた鶴岡市はその後、警察に盗難の被害届を提出しました。工事は去年11月から2月24日までのおよそ4か月、中断していてこの間に盗まれたとみられます。

鶴岡浄化センターの担当者「一袋だいたい100キロから150キロくらいあるので人力で盗んだとしたら複数人数で肩で背負ってということはできるかと思うが一般的には人力では難しいと思う」

施設はフェンスで囲まれ工事の中断期間も日中、職員が働いていました。夜間は入口の門扉をチェーンでとめているということです。
警察は窃盗事件とみて捜査しています。

最終更新日:2025年3月19日 15:59
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