新庄市の新年度の当初予算案がこのほど示され、一般会計の総額は195億円と過去最高となりました。
保育所の建て替えなど子育て支援に重点を置いたということです。


新庄市の新年度当初予算案は一般会計の総額が195億円で、今年度と比べて4億2100万円増え、過去最高の予算規模となりました。
なかでも子育て支援に重点が置かれ、老朽化した公立保育所の建て替え費用として6億9647万円。
新たな事業として保育士の負担軽減のため、園児の登園などをデジタル管理するシステムの導入費用として1323万円が計上されています。
また、国道13号沿いのエコロジーガーデンに新庄市が整備を進めている道の駅の建築費用などに3億2314万円。
このほか除雪で使われる側溝を整備するための費用など雪対策に6億507万円を計上しました。
【ON】山科朝則新庄市長
「人口減少が全国的な課題となっている中、市民が将来希望を持って安心して暮らせるようなまちづくりを目指して、
新たな視点を持って取り組みたいと考えている」

予算案は来月（3月）1日から始まる新庄市議会定例会で審議されます。