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白鷹町で2人死亡の事故受け安全対策検討会議 「大型連休中はぼんやり運転が多くなることも」

2024年4月18日 18:47
白鷹町で2人死亡の事故受け安全対策検討会議 「大型連休中はぼんやり運転が多くなることも」

山形県白鷹町の国道348号で4月8日に2人が死亡する事故が発生したことを受け、警察や県の担当者ら国道348号の安全対策を検討する会議が18日、開かれました。

この事故は、8日、白鷹町滝野の国道348号でセンターラインをはみ出した軽乗用車と乗用車が正面衝突し、軽乗用車に乗っていた2人が死亡したものです。
警察や県の担当者が出席し冒頭以外は非公開となった対策会議では、国道348号でこれまでに発生した事故の状況や傾向などが示されました。警察によりますと、国道348号では2019年から去年までの過去5年間に合わせて39件の交通事故が起きています。そのうち、死亡事故は2件、重傷事故は6件発生しました。死亡事故の現場はいずれも白鷹町でした。
また、交通事故39件のうちおよそ8割の30件が日中の時間帯に発生しているということです。
こうした傾向を踏まえ、警察の担当者からは、「ことしは例年より日中の気温が高い傾向があるため、4月末からの大型連休中はぼんやり運転が多くなることが予想される」といった意見も出されたということです。

県警察本部交通規制課・清野宜久課長「夏型の事故という話も出たが、そういった事故を防止するために、広報啓発や取り締まりを強化していく共通認識を持ったところ。今後も事故が続く可能性がある。起きないように各種対策を進めていく」

国道348号での安全対策については、4月12日の緊急点検で意見が出されたセンターポールの設置や減速マーク、「カーブ注意」といった路面表示の設置などの対策を検討しているということです。

県警は、重大事故を起こさないために全席でのシートベルト着用のほか、疲れや眠気、体調不良を感じたら運転を控えるよう呼びかけています。

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