「育てている人の気持ちがわかった」 酒田市の小学生が自分たちで田植えしたコメを収穫
山形県酒田市の小学生たちが29日、春に自分たちで田植えをした稲を手作業で刈り取りました。
酒田市内で稲刈りを行ったのは、鳥海小学校の5年生25人です。鳥海小では5年生になると総合的な学習の一環で、農作物の大切さを学ぼうとコメ作りを体験します。
実習が行われたのは13アールの田んぼで、児童たちがことし5月に植えた「はえぬき」が収穫の季節を迎えました。
児童たちは地元の人たちの指導のもと、鎌を片手に刈り取りを行いました。その後、収穫した稲を束にして、稲ぐいを作っていました。
児童「切る音が気持ちよかったですしゃりしゃり、ざくざくって感じ」
「難しくなかった根本の下の方をざくっと切れば簡単」
「育てている人の気持ちを知って食べたいなと思った」
収穫したコメは今後、児童たちが脱穀を行い、11月の収穫感謝祭でおにぎりにして保護者たちに振る舞う予定です。