天童市で新春恒例の消防出初式 子どもたちは「消防士になって街を守りたい」・山形
新春恒例の消防出初式が11日、天童市で行われ、消防職員や消防団員らがことし1年の防災への決意を新たにしました。
出初式には、天童市消防本部の職員や消防団員約430人が参加しました。式では、新関茂天童市長が職員たちを観閲した後、消防車両など20台による行進が繰り広げられました。続いて天童市役所前で消防ポンプ車から一斉放水が行われ、沿道では家族連れなど大勢の市民が見守っていました。
「パレード見て楽しかった」
「かっこいいなって思った」
「消防士になりたい。消防士になって街を守りたい」
式の後には子どもたち向けの消防車の乗車体験なども行われました。
天童市消防本部管内の火災発生件数は去年、13件で死者はいませんでした。前の年に比べ、2件増えましたが平年と比べると少ないということです。消防は、暖房器具の取り扱いなどに注意してほしいと呼び掛けています。