キノコ採りでの遭難が山形県内で相次ぐ 山形市と上山市で
県内ではキノコ採りでの遭難が相次いで発生しています。
上山市では74歳の男性が行方不明になっており、警察などで8日朝から捜索に乗り出しました。
行方不明となっているのは山形市蔵王成沢の農業・須田喜寛さん(74)です。
警察の調べによりますと、須田さんは7日午前6時ごろ、家族に「キノコ採りに行く」と告げて
軽トラックで出掛けたまま日没後も帰宅しなかったものです。
家族からの届け出を受け、警察で捜索したところ、
上山市小穴の山中の道路にとめてある須田さんの車が見つかりました。
警察や消防などが8日午前6時から約20人態勢で一帯の山の捜索に乗り出しているほか、
県警ヘリ「がっさん」が上空から捜索を行っていますが、8日午前11時現在、発見には至っていません。
一方、山形市新開1丁目の無職・古川敏夫さん(72)も行方が分からなくなっています。
警察の調べによりますと、古川さんは7日午前6時ごろ、家族に「キノコ採りに行く」と告げたまま戻らないものです。
これまで、山形市山寺の山中で、古川さんの車が見つかっています。
警察と消防は8日午前6時すぎから山に入って捜索を行っていますが、発見には至っていません。