水素燃料電池船「まほろば」が公開 大阪の中心部と万博会場を約60分で結ぶ 商用運航は国内初
万博期間中に、大阪の中心部と会場の夢洲を結ぶ水素燃料電池を使った船が報道陣に公開されました。
岩谷産業が開発した水素燃料電池船「まほろば」は、水素と空気中の酸素を反応させて作った電気によってモーターを動かす仕組みで、二酸化炭素を発生させず、環境に優しいのが特徴です。
定員は150人で、万博期間中は週3日、大阪・中之島と会場との間を60分ほどで結びます。水素燃料電池船が商用運航するのは国内で初めてです。
岩谷産業・水素本部 佐野雄一 部長
「非常に静かな空間となっております。振動もにおいもございませんので、万博に行くワクワクした気持ちを高めるような体験になる」
乗船料金や購入方法は、近日中に発表される予定です。
最終更新日:2025年1月29日 18:51