“森友文書”4月めどに2千ページ超開示へ「本当にうれしい」赤木俊夫さんの文書も6月めどに開示
森友学園をめぐる公文書の改ざん問題で、国は文書の一部として2000ページ以上を開示すると明らかにしました。
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんに関与させられ、自ら命を絶ちました。
大阪高裁は、今年1月、妻の雅子さんの訴えを認め、財務省が「関連文書を開示しない」とした決定を取り消すよう命じ、判決は確定しています。
19日、財務省は、4月をめどに、森友学園との土地取引に関する経緯などをまとめた文書について2000ページ以上を開示すると明らかにしたうえで、文書の一覧を示しました。
赤木雅子さん
「夫が亡くなった理由を知りたいだけなのに、こんなに手間と時間かかるのが苦しい。何度も裁判やめようかと思っていたが、(文書が出るのは)本当にうれしいです」
財務省は、俊夫さんが取りまとめたとみられる文書についても、6月上旬をめどに開示するとしています。