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【ゴルフ】3年ぶり優勝の裏に“黄金世代の活躍” 大里桃子「『こういうのっていいな』と感じた矢先。刺激もらっているな」

2024年6月10日 6:11
【ゴルフ】3年ぶり優勝の裏に“黄金世代の活躍” 大里桃子「『こういうのっていいな』と感じた矢先。刺激もらっているな」
国内女子ゴルフ 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント最終日(9日、兵庫・六甲国際GC)

1998年度生まれの“黄金世代”の1人、大里桃子選手が最終日にスコアを5つ伸ばし通算12アンダーで、ツアー3勝目をあげました。

大里選手の優勝は2021年5月の「ほけんの窓口レディース」以来、実に3年ぶり。近年は上位に食い込むことができず、2023年には出場した35戦中23戦で予選落ち。シード落ちを味わい、「ゴルフを辞めようかなとつぶやいたこともあった」と、苦しい時期を過ごしていました。

それでも2024年のツアー出場をかけた大会(ファイナルQT)で5位に入り、今シーズン前半戦の出場権を獲得。今大会でそのチャンスを見事ものにし、栄冠に輝きました。

そんな中、優勝の要因に大里選手が語ったのは“黄金世代”の活躍でした。

「先週(『ヨネックスレディス』の新垣)比菜ちゃんの優勝を見て『こういうのっていいな』と感じた矢先だった。タイミングよく渋野(日向子)も全米女子オープンで2位になって、そういう姿を見て刺激もらっているなといつも思います」と、同学年の2人の活躍から刺激を受けたと明かします。

また今大会を制したことで、渋野選手もかつて優勝を果たした海外メジャー・全英女子オープンへの出場権を獲得。

海外に行くのは高校以来と話し「まずはパスポートの準備をしたい」と笑わせつつも、「(渋野選手と)会う機会も減ってしまい、なかなか連絡も取らない。これを機に連絡をして、練習ラウンドも一緒にまわってほしい。向こうの経験者に色々と教えてもらいたいです」と、自身初の大舞台を見据えました。