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「突然のことで驚いています」ロッテ・加藤匠馬が中日へ無償トレード “加藤トレード”から1年半で古巣復帰

2022年12月26日 16:20
「突然のことで驚いています」ロッテ・加藤匠馬が中日へ無償トレード “加藤トレード”から1年半で古巣復帰
中日への無償トレードが決まったロッテ・加藤匠馬選手(C)千葉ロッテマリーンズ
プロ野球・中日が、ロッテ・加藤匠馬選手を無償トレードで獲得することが、26日に発表されました。

加藤選手は14年のドラフト5位で、青山学院大学から中日に入団。“加藤バズーカ”と呼ばれる強肩を武器に、19年には92試合に出場。しかし翌年から出場機会が減り、21年途中に加藤翔平選手とのトレードでロッテに移籍。同姓どうしのトレードで話題となりました。

ロッテでは2シーズンで81試合に出場しましたが、今季は高卒ルーキー・松川虎生選手の台頭があり、出場機会を減らしていた加藤選手。捕手登録選手が6人しかいない、補強が急務の中日へ1年半ぶりに戻ることになりました。

古巣への復帰について加藤選手は、「突然のことで驚いています」とコメントしています。

◇以下、加藤選手コメント全文

「突然のことで驚いています。マリーンズでは約一年半と短い期間でしたが昨年はプロに入って初めて優勝争いを経験させていただきました。トレードで移籍してきた際に、みんな温かく迎えて入れてくれてすぐにチームに馴染むことが出来ました。今年は悔しい一年となりましたが、このマリーンズの一年半は本当に充実していました。ファン、選手、首脳陣、マリーンズ関係者の皆様には感謝の気持ちしかありません。これからドラゴンズにまた戻ることになりますが、プロに入って優勝をしたことがないので、立浪監督を胴上げをすることを目標に、その一つのピースとなれるように頑張りたいと思います」