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“初回に38球”中日・柳裕也が4回途中3失点で降板 7安打4四球と乱調

2023年8月6日 15:56
“初回に38球”中日・柳裕也が4回途中3失点で降板 7安打4四球と乱調
中日・柳裕也投手
プロ野球セ・リーグ 中日-ヤクルト(6日、バンテリンドーム)

初回から苦しいマウンドでした。

中日先発の柳裕也投手は立ち上がり、2アウト1塁から制球が定まらず2者連続四球。満塁の場面で6番・川端慎吾選手との対決を迎えます。

先に追い込みますが、粘られフルカウントからの9球目。ストレートを二遊間にはじき返されると、セカンドの村松開人選手が飛びつきますが、記録は内野安打で先制点を献上。後続は抑えますが、初回だけで“38球”を費やします。

2回にもタイムリーを浴び2点目の失点を喫した柳投手。3回はヒット1本に敬遠1つを含む2四球で2アウト満塁としますが、なんとか打ち取りこの試合初めて無失点に抑えます。

しかし4回、先頭の塩見泰隆選手にスリーベースを許すと、1アウトから山田哲人選手にレフトへのタイムリーを浴び3失点。ここで立浪和義監督から交代が告げられました。

柳投手は4回途中87球を投じ、7安打を浴び4四球3失点、2点台だった防御率が3.14に悪化。チームは勝てば5月の巨人戦以来となる同一カード3連勝だっただけに、悔しいマウンドとなりました。