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鍵山優真、五輪初出場で感じた「羽生選手、宇野選手はすごい重圧と戦ってきたのが本当にすごい」

2022年2月10日 21:08
鍵山優真、五輪初出場で感じた「羽生選手、宇野選手はすごい重圧と戦ってきたのが本当にすごい」
フィギュアスケート男子銀メダルを獲得した鍵山優真選手(写真:ロイター/アフロ)

◆北京五輪・大会7日目(2月10日)フィギュアスケート男子シングル・フリー

ショートプログラム2位、18歳の鍵山優真選手がフリーに出場。

最後から2番目に登場した鍵山選手、4回転ループでバランスを崩しましたが、大きなミスなく滑りきりました。ショートプログラムと合わせた得点は310.05点。オリンピック初出場にして堂々の銀メダルを獲得しました。

鍵山選手は演技後、「100%の演技が出せた」と言いつつも、「まだまだやれた、まだまだ成長できる」とさらなる飛躍を誓いました。

◆以下、鍵山選手の演技後コメント

――銀メダルをとってどうですか?

「とてもうれしく思っていると同時に、今回の演技でまだまだ成長できたなという、まだまだやれたなと実感しています。この銀メダルは自分にとっては大きなものに今後つながっていくと思うので、まだまだあきらめずに成長できるように頑張りたいと思います」

――まだまだやれた?

「簡単にいえばジャンプはもちろん、ループをミスしてしまったりとかあったんですけど、表現も含め。トップのネイサン・チェン選手を見ていたらそう思いました」

――お父さんとの会話は?

「あまり時間がなかったので、とりあえずおめでとうと言われました」

――五輪の舞台はどうでしたか?

「ショートプログラムまでは楽しむことができたんですけど、今回のフリーはやっぱりこの演技ですべてが決まってしまうと考えるとやっぱり緊張しました。今までよりちょっと体が緊張で硬くなってしまった部分もあったんですけど、やっぱり悔いは残したくないので、自分の100%を引き出せた演技ができたと思います」

――羽生結弦選手、宇野昌磨選手と一緒に挑んだ舞台でしたが

「やっぱり団体戦の素晴らしさ、チームで協力するという素晴らしさも味わえましたし、羽生選手、宇野選手は2回目、3回目の五輪で色々なものを背負って。僕はまだはじめてなので何も考える必要がなかったですけど、(2人が)このすごい重圧と戦ってきたというのが本当にすごいと思います」