4年に1度行われるスポーツの祭典、オリンピックの開幕まで半年を切りました。

日本テレビ系パリオリンピック中継 アスリートキャスターに競泳金メダリストの萩野公介さんが就任しました。

萩野さんはロンドン、リオデジャネイロ、東京のオリンピック3大会に出場し、リオデジャネイロでの400m個人メドレー金メダルを含む合計4つのメダルを獲得しました。

東京オリンピック後に現役を引退した萩野さんは日本体育大学大学院に通いながら、各種メディアで活躍しています。

そんな萩野さんは今回の就任に「『幸せ』という一言に限ります。『大幸せ』です。（笑）選手の皆さんにリスペクトをもって取材して『大きな幸せ』を感じながら、多くの方々にスポーツの素晴らしさを伝えていきたいです」と心境と意気込みを語りました。

また「私自身、最後となった東京五輪はすごく苦しみました。その経験も生かして、アスリートならではの目線で、活躍した選手はもちろん、悔しい思いを持った選手に対してもリスペクトを持ってストーリーを伝えたいと思います。見ている皆様に活躍した選手、悔しい思いをした選手に対しても同じようにリスペクトや愛を持って応援したくなる、そんなきっかけを作れればいいなと思います」と、自身のアスリートとしての経験や思いを生かした伝え方にも力を入れていくと話しました。

さらに、パリ五輪での注目競技について聞かれた萩野さんは、自身の競泳以外にも「『五輪の花形』陸上も大好きで、個人的には、世界記録を更新し続けている男子棒高跳びのアルマンド・デュプランティス選手（スウェーデン）や、東京五輪男子1500m金メダリストのヤコブ・インゲブリクトセン選手（ノルウェー）など、世界の超人たちのパフォーマンスを楽しみにしています」と陸上競技を挙げました。

パリオリンピックは現地時間7月26日に開幕し、8月11日まで、32競技329種目が実施されます。