【パリ五輪】水質懸念のセーヌ川でマラソンスイミング開催 合計6人の棄権者も…
9日に行われたパリオリンピック、マラソンスイミング男子決勝。
水質の悪化も懸念されていましたが、先月31日、今月5日に行われたトライアスロンと同じくセーヌ川で行われました。
セーヌ川の水質悪化をめぐっては公式練習が中止になったり、トライアスロン競技が延期されるなど度々、影響が出ていました。
こうした中行われた、マラソンスイミング男子決勝では、2人の選手がレース前に棄権。ロイター通信によりますと、スウェーデン代表のビクトル・ヨハンソン選手は、セーヌ川の水質を懸念し出場を見送ったということです。また、試合中にも4人の選手が途中棄権しました。
日本からは南出大伸選手(28)が出場し、15位でフィニッシュしました。
南出選手は水質への懸念について「整腸剤を飲んで準備した」と話した一方で、「運営の方々が大丈夫と判断したので、水質に関しては心配せずにレースに集中しました。」と語りました。