ウクライナのパラ選手団「全ての人に平和を」と選手村で会見
北京の選手村で会見を行い、戦争をやめるよう訴えたウクライナの選手団(提供:Thomas Lovelock/IOC/OIS/アフロ)
北京パラリンピックの選手村でウクライナの選手団が10日、会見を行いました。
「PEACE FOR ALL(全ての人に平和を)」とバナーを掲げ、こぶしを上げた選手団。
ロイター通信などによりますと、1分間の黙とうがささげられたということです。
「この1分は子どもや障害を持った人たち何千人ものための1分です。人類が文明化を遂げているなら、この戦争はやめるべきだ。人が、女性が、子どもたちは死ぬのではなく、生きる権利がある」
ロシアによる軍事侵攻をいますぐやめるように訴えたウクライナ選手団。北京パラリンピックは13日に閉会します。