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鈴木誠也 172.8キロの高速ライナー 相手守備も困惑の打球で今季初の3塁打

2023年5月1日 17:04
鈴木誠也 172.8キロの高速ライナー 相手守備も困惑の打球で今季初の3塁打
カブス・鈴木誠也選手(写真:AP/アフロ)
MLB マーリンズ4-3カブス(日本時間1日、ローンデポ・パーク)

カブスの鈴木誠也選手が持ち前のパワーとスピードを生かして3塁打を放ちました。

敵地で迎えたマーリンズとの3連戦3試合目、鈴木選手は4番ライトで先発出場しました。先制点をあげるも逆転を許して迎えた4回、鈴木選手の第2打席、相手先発・長身の右腕ホーイング投手の6球目、147キロのシンカーをバットの芯でとらえます。センター右へのライナーは、マーリンズのチザム選手が目測を誤ったのか打球は伸びていき、あっという間に頭の上を越えていきました。

その速度は最高時速172.8キロをマークし、リプレイ映像では鈴木選手の打球がセンターの右方向へ飛ぶ中で、二段階で加速したようにも見えます。相手がフェンス際のボール処理に手間取る様子を見た鈴木選手はすかさず2塁をまわり3塁へ到達し、これが自身今季初のスリーベースヒットとなりました。

このあとベリンジャー選手のセンターへの犠牲フライで同点のホームベースを踏んだ鈴木選手。この日、チームはやぶれマーリンズ戦3連敗となりましたが、ケガのため開幕に出遅れた鈴木選手の5月からの活躍に期待がかかります。