大谷翔平の名言「憧れるのをやめましょう」の裏話 栗山英樹×トム・ホーバス対談
左:侍ジャパン前監督・栗山英樹さん 右:男子バスケ トム・ホーバスHC
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、WBCで侍ジャパンを世界一に導いた前監督・栗山英樹さんと8月に開幕するバスケットボールW杯を指揮するトム・ホーバスHCの対談を特集。対談で栗山英樹さんがWBCでの大谷翔平選手の名言「憧れるのをやめましょう」にまつわる裏話を教えてくれました。
今年3月に行われたWBC準々決勝、日本対イタリア。日本の先発を任されたのが大谷翔平選手でした。負けたら終わりの戦いで、大谷選手は初回からエンジン全開。それに応えるように、打線は岡本和真選手のホームランなどで4点をリードする展開となります。しかし5回表、制球が乱れ、2アウト満塁のピンチを招くと、タイムリーヒットを許してしまい大谷選手は降板。マウンドに交代を告げに行った監督の栗山さんに対して、大谷選手は「すみませんでした」と謝罪したと言います。その時のことを栗山さんは「翔平がマウンドを降りる時に“すみませんでした”と言うのを初めて聞きました」と明かしてくれました。日頃、大谷選手は、謝罪ではなく「次はちゃんとやります」という姿勢を見せるといい、謝る姿に栗山さんは驚いたと言います。
今年3月に行われたWBC準々決勝、日本対イタリア。日本の先発を任されたのが大谷翔平選手でした。負けたら終わりの戦いで、大谷選手は初回からエンジン全開。それに応えるように、打線は岡本和真選手のホームランなどで4点をリードする展開となります。しかし5回表、制球が乱れ、2アウト満塁のピンチを招くと、タイムリーヒットを許してしまい大谷選手は降板。マウンドに交代を告げに行った監督の栗山さんに対して、大谷選手は「すみませんでした」と謝罪したと言います。その時のことを栗山さんは「翔平がマウンドを降りる時に“すみませんでした”と言うのを初めて聞きました」と明かしてくれました。日頃、大谷選手は、謝罪ではなく「次はちゃんとやります」という姿勢を見せるといい、謝る姿に栗山さんは驚いたと言います。
WBC決勝戦では、大谷選手とエンゼルスでチームメートのマイク・トラウト選手が率いるアメリカとの対戦。試合前ロッカールームでの大谷選手の名言「憧れるのをやめましょう」には裏話があったと栗山さんは話します。
ある選手が「トラウトのサインボールが欲しい」とリクエストすると、トラウト選手は侍ジャパン全員分のサインボールを試合前に贈ったとのこと。この様子を見ていた大谷選手が「憧れるのをやめましょう。憧れてしまっては超えられないので。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて勝つことだけを考えていきましょう」と自身の思いを口にしました。
この裏話を聞いたトム・ホーバスHCは「(憧れるなは)私もよく言うんですよ。言ってるんですけど、やっぱり大谷選手は僕より日本語上手ですね。すごくキレイ」と大谷翔平選手の発言を絶賛していました。