◇神奈川大学野球秋季1部リーグ　神奈川大学9-4神奈川工科大学(1日、関東学院大学ギオンパーク)

神奈川大学のドラフト候補で最速152キロ右腕・神野竜速(りゅうどう)投手が、6回7奪三振無失点の好投を見せました。

先月27日の関東学院大学戦から中3日での登板となった神野投手でしたが、持ち味の伸びのあるストレートと、決め球のスライダーとカットボールをコーナーに投げ分け、7個の三振を奪うなど、相手打線をシャットアウト。

神野投手は前回登板からの疲労を考慮し、6回70球で降板しますが、ストレートは最速149キロを計測。また出したランナーは2人と、安定感抜群の投球で、チームを勝利に導きました。

試合後、神野投手は「ストレートとスライダーがとても切れていた分、簡単にカウントが取れたので球数を少なく投げることができた」と、コメント。

また目標とする選手に巨人の菅野智之投手を挙げ、「ピッチングもそうですけど、練習に対する態度を参考にしています。練習がYouTubeとかに上がっているので、それを見てマネをしています。ストレートの回転数や質がよくなりました」と、その理由を明かしてくれました。

そして岸川雄二監督は「彼の能力を考えればまだまだ。本来持っている力はもっともっと上のところにある。1つ1つのことをやり遂げてくれれば、おのずと全ての結果は出るんじゃないかなと思います」と、神野投手に期待を込めました。