◇プロ野球セ・パ交流戦 楽天7-2中日（8日、バンテリンドーム）

交流戦首位の楽天は逆転勝利で今季最長の5連勝となり、借金を1に減らしました。またドラフト1位ルーキーの古謝樹投手が、プロ初勝利を記録しました。

楽天は初回、先発の古謝投手がホームランとタイムリーで2点を失いますが、直後の2回に猛反撃。

ヒットと四球でノーアウト1、2塁のチャンスを作ると、渡邊佳明選手のタイムリーで1点を返します。

その後1アウトになりますが、太田光選手のタイムリーで同点に追いつくと、続く古謝投手の送りバントを中日の先発・メヒア投手がファンブル。これで1アウト満塁とチャンスを広げます。

この場面で小郷裕哉選手がライトスタンドに自身初の満塁ホームランを放ち、打者9人の猛攻で6点を奪い、逆転に成功しました。

先発の古謝投手は2回以降、ピンチを背負う場面もありましたが、中日打線に追加点を与えず、6回2失点の投球でプロ初勝利を挙げました。

投打がかみ合った楽天は、今季最長の5連勝で4カード連続の勝ち越し。交流戦首位をキープしています。