◇競泳　世界水泳選手権2023福岡大会　代表直前合宿公開練習(12日、東京)

14日から始まる競泳・世界選手権を前に、直前合宿をしている日本代表チーム。

個人種目で金メダルを獲得するとパリ五輪代表に内定する今大会に向け、東京五輪で200mバタフライ銀メダリストの本多灯選手が思いを語りました。

1年前にブダペストで行われた世界選手権では200mバタフライで銅、400m個人メドレーで7位という結果を残しました。「キックも弱かったし、前半のスピードはまだまだ向上できると思い、自分の弱点を強みに変えられるように意識してやってきた」と、この1年を振り返っています。

試合まで2週間をきったこの日「この調整期が大事」と話した本多選手は「いままで自分の調子を待っていたが、盛り上がるのを待つのではなく、自分から迎えに行くことが大事だと思う。弱気にならず、攻めの姿勢を忘れずに行くことが大事。そして自分の感覚と体をどこまで一致させられるかが水泳では大事なので一日一日、100％に近づけるようにやっていきたい」と調整について語りました。

今大会の目標に関して「初日に400m個人メドレーがあるので、まずベストを更新して、決勝ではあわよくば表彰台狙えるように、予選から強気でいきたい。3日目は大本命の200mバタフライ。予選・準決勝ではしっかり通過して、その中でも自分の最高のパフォーマンスをしたい。決勝では1分51秒台を出し金メダルを目指して頑張りたい」と話しました。

金メダル獲得でパリ五輪代表に内定する今大会に向け「人生であるかないかの自国開催。いろんな人達の力をもらいながら、しっかりそのチャンスをつかめるように。金メダルを目指し頑張りたい」と意気込みを語りました。