プロ野球・DeNAは24日、メジャーリーグで活躍したトレバー・バウアー投手の入団会見を行いました。

バウアー投手は、メジャーで5度の2桁勝利をあげた右腕。2020年には最優秀防御率のタイトルを獲得。メジャー年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞を受賞しました。メジャーでは通算222試合に登板し83勝69敗です。

多くの報道陣が集まる中、会見では「とても素晴らしい気持ちです。きのうは良く眠れましたし、この場に来ることができて、うれしい気持ちでいっぱいです」と率直な気持ちを語りました。

今季の目標については「個人としては200奪三振、平均球速96マイル(約155キロ)以上を出したい。一番大事なことはとにかく勝つこと、優勝を勝ちとること。それが一番、目指したい」と、DeNAのセ・リーグ優勝へを目指します。

気になるのは今後の登板スケジュール。「4月中に準備ができれば。試合に投げられる状態に持って来るのに時間が少しかかると思っていますけど、そこまでになんとか準備したい」と4月中に実戦登板の予定です。

またWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝した侍ジャパンについては「とても本当にエキサイティングな大会だったと思っております。こういった国際試合は、本当に見ていて面白い。また日本が優勝したという事実がある通り、本当に素晴らしい戦いをしたと言えると思います。国を代表してプレー時のパッション、彼らが自分の国をかけて戦っていることが見えました」と、感銘を受けたことを話しました。

メジャー屈指の右腕が日本のプロ野球界でどんな投球を見せてくれるか注目です。