◆女子バスケットボールリーグ・Ｗリーグ（４日、国立代々木第２体育館）
トヨタ自動車８６－５５ＥＮＥＯＳ

トヨタ自動車は昨シーズンのリーグを制した“リーグ女王”、一方のＥＮＥＯＳは今シーズンの皇后杯で前人未到の９連覇を達成した“皇后杯女王”と、リーグ屈指の好カードとなったこの試合。

大活躍を見せたのは、トヨタ自動車の馬瓜エブリン選手（２６）と馬瓜ステファニー選手（２３）の馬瓜姉妹。姉の馬瓜エブリン選手は東京五輪５人制バスケットボールで銀メダルを獲得。妹のステファニー選手は東京五輪３人制バスケットボールで５位入賞と活躍を見せました。

前半、姉のエブリン選手のシュートが冴えます。最初のミドルシュートを見事成功させると、さらにスリーポイントシュートを決めてガッツポーズを見せます。そして後ろに下がりながら打つ難しいシュート、フェイダウェイシュートも決めるなど前半は４５ー３３とトヨタ自動車がリード。

後半、妹のステファニー選手も負けじとガッツあふれるプレーを見せます。まずは相手にファウルをされながらも得点を奪うバスケットボールカウントで雄叫びをあげると、さらに鮮やかなスリーポイントシュートも決めたステファニー選手。

皇后杯女王のＥＮＥＯＳ相手に８６－５５の圧勝。エブリン選手はこの試合２０得点、ステファニー選手も２０得点と、２人で合計４０得点を奪う大活躍を見せました。


写真（左）馬瓜ステファニー選手、（右）馬瓜エブリン選手
写真：ＹＵＴＡＫＡ／アフロスポーツ
写真は２０２０年１２月１７日のもの