プロ野球・西武のドラフト２位で秀才左腕の佐藤隼輔投手（２２・筑波大）が６日、所沢市にある若獅子寮に入寮しました。

この日の最低気温は－１．６度、大雪が降る中での入寮となり、「東北（宮城県）出身なので雪には慣れてはいるんですけど、（つくば市から）車を運転して、渋滞があって３時間ぐらいかかり、疲れました」と長時間の運転での入寮の苦労を明かしました。

神社でおみくじを引いたという佐藤投手は、「小吉だったので、別の所で引いたら吉だった。大吉が出た事がないので、僕の中では吉が大吉だと思っています。『しっかりやる事をやれば結果がついてくる』という言葉が印象的だったので、それを信じて頑張りたい」と話しました。

筑波大・体育専門学群に在学中の佐藤投手ですが、「３年生の時と４年生の時に、ポインターを体につけてバイオメカニクスのしっかりした実験をした」と、卒業論文では“自分の投球フォーム”をテーマにし、提出した事を明かしました。

「定期的にフォームをチェックする必要性や怪我の予防になると感じた」と卒業論文が自身のピッチングの向上につながったと話し、「自分のフォームのブレを修正していいパフォーマンスにつなげて、新人王を目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。