五輪金・大野 今年の抱負は「なんもなし」
柔道男子73キロ級の東京五輪金メダリスト大野将平選手(29)が7日、オンライン取材に対応しました。
去年、五輪2大会連覇の偉業を達成した大野選手。2022年の抱負は、「なんもなしで。今年は真っ白い気持ちでやりたいと思います。別になまけてもいいし、気持ちがあればやればいい。自分の心と相談して今後はやっていきたい」と話し、パリ五輪での3連覇へ意欲を問われると「秘密です」と明言はしませんでした。
今後の活動は白紙としながらも、「冬季のアスリートを見て、また刺激を頂けたら」と2月に行われる北京五輪を注目すると話した大野選手。
中でもスピードスケートの日本代表・小平奈緒選手について「北京五輪では小平選手の連覇というのは見ていきたい。自分と違って何大会も五輪を経験されていて、モチベーションの保ち方や葛藤、プレッシャー、私自身も2連覇をして想像できるようになった。選手の心の部分を感じとりながら拝見したい。外からのエネルギーも自分のうちなる力に変えていければ」と語りました。
写真:AFP/アフロ