パラ水泳 石原愛依が200m個人メドレーで世界記録を上回るスピード
200m個人メドレーで世界記録を上回るタイムを出した石原愛依選手
2023日本パラ水泳春季チャレンジレース(5日、静岡県富士水泳場)日本パラ水泳春季チャレンジレースが静岡にて開催され、神奈川大学の石原愛依選手が優勝しました。
この大会は2023年度日本代表選手選考競技会を兼ねた、パリパラリンピックの代表選考に関わる重要なレースです。
石原選手は2年前に目の病気を発症。視野や視力の低下などの症状を抱えながら、健常の大会に出場していましたが、今年国内のパラ水泳のクラス認定を受け、今大会がパラ水泳大会の初参戦となります。
200m個人メドレーSM13(視覚障害)クラスに出場した石原選手は自身の武器だと語るダイナミックな泳ぎで2位以下を大きく引き離してフィニッシュ。タイムはなんと2分15秒00。これは、東京パラリンピック同種目の金メダルのタイムで、世界記録の2分21秒44よりも6秒以上速いタイムです。
しかし、石原選手は国際大会用のクラスがまだ認定されていないため、本記録は日本新記録として登録されました。
レース後石原選手は、「緊張してがちがちになった。自分の目標は14秒台だったので、15秒台はまあまあかなと思いました。パラでも健常の大会でも見えておらず、隣で誰が泳いでいるのかが分かってないので、自分のレースをするだけだった。タイムはベストに比べて速くないですが、素直に日本新は嬉しい。障害は関係なく、自己ベストを乗り越えていく」と語りました。
この大会は2023年度日本代表選手選考競技会を兼ねた、パリパラリンピックの代表選考に関わる重要なレースです。
石原選手は2年前に目の病気を発症。視野や視力の低下などの症状を抱えながら、健常の大会に出場していましたが、今年国内のパラ水泳のクラス認定を受け、今大会がパラ水泳大会の初参戦となります。
200m個人メドレーSM13(視覚障害)クラスに出場した石原選手は自身の武器だと語るダイナミックな泳ぎで2位以下を大きく引き離してフィニッシュ。タイムはなんと2分15秒00。これは、東京パラリンピック同種目の金メダルのタイムで、世界記録の2分21秒44よりも6秒以上速いタイムです。
しかし、石原選手は国際大会用のクラスがまだ認定されていないため、本記録は日本新記録として登録されました。
レース後石原選手は、「緊張してがちがちになった。自分の目標は14秒台だったので、15秒台はまあまあかなと思いました。パラでも健常の大会でも見えておらず、隣で誰が泳いでいるのかが分かってないので、自分のレースをするだけだった。タイムはベストに比べて速くないですが、素直に日本新は嬉しい。障害は関係なく、自己ベストを乗り越えていく」と語りました。