志願!阪神藤浪が巨人菅野と自主トレ
阪神の藤浪晋太郎投手が11日、自主トレを行う沖縄・宮古島からリモート取材に応じました。
今回、藤浪投手から巨人・菅野智之投手に自主トレ同行を志願。「ぜひとも話を聞きたい方だった。日本でトップクラス、一番といってもいいくらい再現性の高い、安定感のある投球をされる方だったので」と理由を明かしました。
昨年は開幕投手を務めながらも、シーズン途中で中継ぎに配置転換。3勝3敗4ホールド、防御率5.21の成績に終わりました。
「毎年そうなんですけど、勝負の年だと思いますし、先発を奪い取って勝ち取らないといけない年だと思うのでしっかりアピールできるように仕上げていきたい。自分としては先発で勝負したい」と先発ローテーションを狙うと決意。その上で「先発で1年間通してとなると二桁(勝利)とイニング数はしっかり投げたい。自分の売りはタフネス、スタミナだと思うので160回、170回と投げられるようにしたい」と意気込みました。
そのために、この自主トレで「自分に欠けているところ」だと考える“再現性の高さ”をテーマに取り組んでいます。
「(菅野投手は)トレーニング一つとっても、一つの動作、微妙な力の方向性だったり傾きだったりをすごく意識されているなと思った。丁寧さといいますか今まで見てきたものとは違うなと思いました」と話し、菅野投手とのトレーニングから飛躍のキッカケをつかもうとしています。
「良い感じでキャッチボールできていますし、ブルペンに入るのが楽しみだなっていうくらいにはなってきている」と現状の手応えを話し、「数字も大事ですし、『藤浪使いたい』と思ってもらえるようなボールを投げられるようにしたいなと思っています」とキャンプでのアピールを誓いました。
球団提供