１月１６日に東京・味の素スタジアムで行われるジャパンラグビーリーグワン第２節、東京サンゴリアス対トヨタヴェルブリッツの試合登録メンバーが発表され、今季から東京ＳＧに加入したニュージーランド代表の「ほほえみの貴公子」こと、ダミアン・マッケンジー選手が開幕戦に続きフルバックで先発。スタンドオフとフルバック、両方でプレーできるマッケンジー選手について、元日本代表の大西将太郎さんは、フルバックでの起用がチームにもたらす効果が大きいと話しています。

大西さんはフルバック起用の効果について「東京サンゴリアスはディフェンスが良いので、相手がキックを蹴ってくることが多い。キックのキャッチ、ランのスキルが高いマッケンジー選手がフルバックにいることで、カウンターアタックの際に彼に２人３人とディフェンスが寄ってスペースが生まれる。カウンターアタックが大きな武器、大きな脅威になる」と分析。

さらに大西さんは「試合の中で１０番（スタンドオフ）の位置に入っていくプレーは、オールブラックスでもよく見られていて、サンゴリアスでも非常に楽しみ。リーグ屈指のフォワード陣との連係や、日本代表スクラムハーフの流大選手、齋藤直人選手とのコンビネーションが試合を重ねるにつれて洗練され、攻撃のオプションが増える」と、スタンドオフでもプレーできることでさらなる効果が生まれると分析しています。

マッケンジー選手が先発するジャパンラグビーリーグワン第２節、東京サンゴリアスとトヨタヴェルブリッツの一戦は、１月１６日（日）東京・味の素スタジアムで午後２時０５分キックオフです。

写真：アフロ