A代表初招集 荒木遼太郎「食らいつく」
カタールW杯アジア最終予選に臨む日本代表に初招集され、国内組候補合宿に参加している鹿島アントラーズの荒木遼太郎選手(19)が、19日取材に応じ、代表への思いを語りました。
荒木選手は初めて参加した合宿について、「自分が目指してきた場所。どんな感じだろうと思ってきたけど、やっぱりすべてにおいてレベルが高い。慣れないところもあるけど、チャレンジャーということでどんどん自分の持ち味を出していきたい」と、決意を語りました。
プロ2年目の昨季は鹿島で、リーグ戦36試合に出場し、10ゴール、7アシスト。10代ながら2ケタ得点の結果を残し、Jリーグ年間表彰では、ベストヤングプレーヤー賞に輝きました。今季からは鹿島の背番号「10」を背負うことが決まっています。
荒木選手は、あこがれ続けた舞台、W杯の本大会出場に向け、「自分も出られる可能性が少しある。全力で食らいついていきたい」と力を込めました。
そして、同世代で先にW杯最終予選デビューを飾っている久保建英選手に対しては、「正直、負けたくない気持ちはある」と明かした一方で、「プレーや情報は見て、いい刺激になっている。し烈な戦いになると思うので、いろんなポジションができるとか、守備や、ボールを取ってゴールを決めるなど、他の人と違う部分をたくさん身につけないといけない」と、対抗心を口にしました。
写真:アフロスポーツ