【巨人】“2塁打以上”阿部監督要求に秋広優人「ホームランが最高」 第2クール初日もマンツーマン阿部塾開講
◇巨人春季キャンプ第2クール(6日、宮崎)
プロ野球・巨人の秋広優人選手は6日、第2クール初日を迎えた春季キャンプで再び阿部慎之助監督から指導を受けました。
プロ4年目の秋広選手は、身長2メートルの大きな体を武器に、昨季は10本塁打を放った期待の超大型スラッガー。背番号は、日米通算507本塁打を放ったレジェンド松井秀喜さんの「55」を受け継いでいます。
その秋広選手は阿部監督に春季キャンプ中、連日指導を受けており、第1クールでは大きく開脚した状態でティーバッティングを行うという、思わず悲鳴をあげてしまうような練習を行い、今季のキャンプで初めて晴天に恵まれたこの日はトスバッティング中に10分ほどの指導を受けました。
阿部監督からは主にタイミングの取り方について指導を受けたという秋広選手。バットを腹部の前に当てられた状態でスイングすることで、体が起き上がらない低い体勢を意識するという細かな打撃フォームの指導も行われていました。
また、阿部監督はこの日のインタビューで「(秋広選手は)ヒットで一塁にいても邪魔。ツーベース以上打つつもりで打ってほしい」と期待のかかったコメントをし、この発言に対して秋広選手は「ホームランが最高の結果」と阿部監督の期待以上の結果を理想に掲げました。
11日に行われる予定の紅白戦ではすでにフル出場を阿部監督から明言されている秋広選手。10日から臨時コーチを務める背番号55の先輩・松井秀喜さんの前で“最高の結果”を見せることはできるでしょうか。