◇MLB エンゼルス8-5パイレーツ(日本時間22日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手が、3四球と振り逃げで4度出塁。今季の通算出塁率が4割に到達しました。

「2番・投手兼DH」の投打二刀流としてパイレーツ戦に先発出場。大谷選手は相手の先発右腕オビエド投手から2打席連続四球。4回の第2打席は初球から3球連続ボールとなりブーイングが響きましたが、いずれもフルカウントから低めのボール球を冷静に見極めました。

5回の第3打席は2番手の左腕ヘルナンデス投手と対戦。低めのスライダーに手を出し空振り三振となりますが、これが暴投となり振り逃げで出塁。先頭打者で迎えた7回の第4打席は、左腕ペルドモ投手に対してフルカウントから低めのボール球をきっちり見極め、この日は全打席出塁となりました。

3四球の大谷選手は今季59四球目でリーグトップ60四球のアスレチックス・ノダ選手に1差と接近。18日ヤンキース戦で35本塁打を放ってから、ここ3試合はヒットは1本ですが8四球などで13打席中10回出塁。ホームランの警戒が続く中、四球を伸ばし今季の出塁率が4割に到達しました。

またエンゼルスは4、5回と大谷選手が出塁後に後続の打線が奮起。2点を追う4回はモニアク選手がタイムリーを放ち一挙5得点につなげると、1点リードとなった5回はウォード選手に2ランが飛び出しました。この2イニングで8得点を挙げて勝利しています。