◇MLB エンゼルス11-7カージナルス(日本時間5日、ブッシュ・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平選手が「2番・指名打者」でスタメン出場し、1安打2四球の活躍でチームの4連勝に貢献しました。デーゲームで打撃好調の大谷選手について、フィル・ネビン監督が言及しています。

試合はエンゼルスが4-2と2点リードの3回、先頭打者で大谷選手の第2打席を迎えます。フラーティ投手が投じたカットボールをライトへ運び、7試合連続となるヒットをマーク。この一本をきっかけに、この回は打者一巡の猛攻で6得点をあげ試合を決定づけました。

前日はナイターゲームで現地時間の夜10時頃に試合が終了。この日は昼の12時45分にゲームが始まるデーゲームでした。

今季のデーゲームで大谷選手は12試合で打率.370、4本塁打、11打点の好成績をマーク。前夜の試合後「たまたまじゃないですか」と返答していました。

デーゲームで成績を残す大谷選手ついて聞かれたネビン監督は、「わからんね。クレージーなスタッツのひとつだね」とコメント。続けて笑いながら、「これだけは言える。彼はボストンで行われた11時からの試合では誰よりも準備していた」と話しました。

ネビン監督が例に挙げたのは、日本時間4月18日に二刀流で出場したレッドソックス戦です。この日はボストンマラソン2023開催のため、異例となる午前11時から試合開始予定。さらに雨で中断したことも重なり2回で降板しますが、バットでは2安打を放ちました。

ネビン監督は、「何時であろうとこれ以上の準備と覚悟はない。彼は起きる時間、寝る時間まですべて計画している」と大谷選手の準備する姿勢を褒め称えました。