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ヤクルト石川雅規「青木おじさんが打ってくれたので僕も気合いが入った」 史上3人目の21年連続勝利

2022年4月23日 21:56
ヤクルト石川雅規「青木おじさんが打ってくれたので僕も気合いが入った」 史上3人目の21年連続勝利
プロ野球セ・リーグ ヤクルト1-0阪神(23日、神宮球場)

身長167センチ、ヤクルトの小さな大投手、42歳・石川雅規投手が今シーズン初勝利を挙げました。

石川投手はランナーを出しながらも得点を許さず6回無失点の好投。さらに打線も40歳・青木宣親選手の第1号ホームランで援護しました。

石川投手は通算178勝目、史上3人目となる21年連続勝利の偉業を達成、ヒーローインタビューでは「青木おじさんが打ってくれたので僕も気合いが入りました」とコメントしました。

◇以下、石川雅規投手のインタビュー

――今シーズン初勝利がかかっていましたが、どんなことを心がけてマウンドに上がった?

「本当に今季1勝というのを目指して、勝利ボールをなんとか家族に持って帰りたいなという思いでマウンドに上がりましたし、さっき青木が“石川おじさん”って言いましたけども、青木おじさんが打ってくれたので僕も気合いが入りました」

――4回の青木選手のホームランが好投につながった?

「青木おじさんが打ってくれたんですごく勇気をもらいましたし、さっき青木も言ってましたけどロッカー隣なので、青木も苦しんでいたので。あの1本で本当にこれからノリ(青木)がどんどん乗っていくんじゃないかなと思っています」

――今日はバックも好守備がありましたし、リリーフ陣もなんとか石川さんに勝ちをという思いも伝わってきたが、その点については?

「いつも変なプレッシャーかけているんじゃないかなと、ちょっと気になってはいたんですけども、本当に(内山)壮真がいいリードしてくれましたし試合前からいろいろ話して、マウンドでそれを出すことができました。本当にバックもナイスプレーをしてもり立ててくれたんで、本当に最高のゲームができました」

――入団から21年連続勝利。史上3人目の快挙ということになりましたが?

「1人ではできない数字だと思うので、いつも応援してくれる皆さん、ファンの皆さん、監督、コーチのおかげでこういうふうに今日もマウンドに立つことができました。本当にありがとうございます」

――今日は40代2人、まさにベテランデー、今後に向けてファンの皆さんにメッセージを。

「今日はたくさん皆さんに神宮球場に足を運んでいただき、どうもありがとうございました。青木も僕もまだまだ若い人に負けないという気持ちで一戦一戦頑張ります。これからも熱いご声援よろしくお願いします」