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ラグビー界の「阪神巨人戦」日本ラグビーをけん引してきた名門が29日に激突

2022年1月27日 18:00
ラグビー界の「阪神巨人戦」日本ラグビーをけん引してきた名門が29日に激突
日本ラグビー伝統の一戦両チームでメンバー入りした松田力也選手(左)と具智元選手(右)

1月29日(土)にジャパンラグビーリーグワン第4節、コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸)と埼玉ワイルドナイツ(以下、埼玉)の一戦が兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われます。

トップリーグ初代王者「神戸製鋼」の後を継いだ神戸と、トップリーグ最後の王者「パナソニック」の後を継いだ埼玉の一戦について、かつて神戸製鋼でプレーした元日本代表の大畑大介さんは「さかのぼれば、『神戸製鋼対三洋電機』の時代からライバル関係にある。日本ラグビーをけん引してきた両チームの戦いは、野球界でいう『阪神対巨人』のような伝統の一戦」と話しています。

両チームの直近の対戦は、昨シーズンのリーグ戦。雨が降りしきる中、お互いに譲らず13対13の引き分けに終わりました。

今回も同じ会場で行われる一戦について大畑さんは「直近が引き分けで終わったので両チームともけりをつけたいと思っているはず。また、お互いに勢いを付けるためには最高の相手であることは間違いない。リーグワンの覇権を占う上で非常に重要な試合となる」と伝統の一戦に大きな期待を寄せています。

そんな伝統の一戦ですが、両チームは2003―04年シーズン以降に16度対戦しており、埼玉が14勝1敗1分けと大きく勝ち越しています。節目で結果を残してきた神戸が立ちはだかるのでしょうか、それとも埼玉が相性の良さを発揮するのでしょうか。

コベルコ神戸スティーラーズと埼玉ワイルドナイツの一戦は、1月29日(土)神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で午後2時30分キックオフです。