「リーダーとしての自覚が芽生えた」WBC経験した巨人・大城卓三の成長ぶりを原監督も高評価
今月17日の楽天戦では、早川隆久投手のチェンジアップを豪快にすくい上げ、ライトスタンドへ今季10号ホームラン。2020年から3年連続の2桁ホームランとなり、球団捕手では阿部慎之助さん以来となる記録となりました。守備でもリーグ3位の盗塁阻止率.361を記録するなど、攻守においてチームの要として活躍を見せています。
「成長していると思います。『かわいい子には旅をさせろ』と言うように、WBCでの経験が自分のエネルギーになっていると思う。前半はチームとしては苦しかった。そういう中でサイン、ピッチャーへの声かけ、扇の要としての役割をすごくやっていましたね」
特に原監督は、グラウンド外での大城選手の振る舞いに成長を実感。「どちらかというと、ホワンとしているタイプ。そこがいいところでもありましたが、ロッカーでもピッチャーにも声をかけるようになった。リーダーという自覚が芽生えてきた一人だと思います」と精神面での成長、そして大城選手が投手に寄り添えるキャッチャーになってきていると評価しました。
3年ぶりのリーグ制覇、さらには11年ぶりの日本一へ向けて、チームの中心選手へと成長した大城選手の存在は欠かせません。