3団体統一戦まで4日 井上尚弥「通過点にしか過ぎない1戦」ドネア「キャリア最大の1戦」
7日の3団体統一戦を前に会見に臨んだ井上尚弥選手（左）ノニト・ドネア選手（右）
6月7日（火）さいたまスーパーアリーナでWBA・IBF2団体統一王者の井上尚弥選手（29・大橋ジム）とWBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア選手（39・フィリピン）とのWBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦が行われます。
決戦まであと4日、横浜市内のホテルにて両者が会見に登場しました。
両者は2019年11月7日にWBSSバンタム級決勝で対戦。12ラウンドの激闘の末、井上選手が3-0で判定勝ちしました。
2年7か月振りの再戦に向け井上選手は「自分自身非常にわくわくしていますし、目の前に3本のチャンピオンベルトが並ぶとよりモチベーションが高くなります」と心境を語りました。対するドネア選手は4日後に控えた決戦の準備について「めい想している時も『自分が最強である、自分自身が統一王者にふさわしい男である、私がチャンピオンである』と自分で念じています」とモチベーション高く過ごしてきたといいます。
この試合に勝利すれば、ボクシング主要4団体統一（WBA・WBC・IBF・WBO）が視野に入るだけに両者にとって大一番となる一戦。
ドネア選手は「私のキャリア最大の一戦になることを確信していますし、まだ達成していない4団体統一という目標に本当に大きな意味合いの試合になると思います」とコメント。一方、井上選手は「4団体統一という目標に向けて自分の中では通過点にしか過ぎない1戦だと思っています」と強気な発言をしました。
