WBC1次ラウンドを4戦全勝で勝ち上がった侍ジャパンが14日、準々決勝へ向け東京ドームで練習を行いました。

今大会は3試合目のチェコ戦、実に15席目で大会初ヒットを放つなど、打率.143と苦しむ村上宗隆選手。この日はバッティング練習に姿を現すと快音を響かせ、ライトスタンドの液晶看板に直撃する当たりも見せていました。

村上選手は「自分は打ててない状態が続いてますけど、とにかく勝てたことが一番。短期決戦は勝つこと、これから先はそれがもっと大事になる」と語りました。

今大会をけがで辞退した鈴木誠也選手がインスタグラムで村上選手を励ます動画を投稿したことについては「元気でました。常に連絡はしてます」と笑顔を見せました。

また1次ラウンドの4試合はすべて4番で出場した村上選手。3番には大谷翔平選手、5番には吉田正尚選手とメジャーリーガーに挟まれている打順に関して聞かれると「モチベーションになりますし、僕しか打ったことのない打順なのでしっかりこれからもそこを打てるように頑張りたい」と“歴代最強”と言われる侍ジャパンの4番への思いを口にしました。

16日イタリアとの準々決勝へ向けては「ある程度情報は入ってきてますし、今日からまた詳しい情報をいれながら、負けたら終わりなので勝てるように頑張りたい」と強く意気込みました。