◇MLB エンゼルス 5-2 ヤンキース(日本時間19日、ヤンキー・スタジアム)

メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、ヤンキース戦に2番・DHで先発出場し今季初盗塁を決めるなど勝利に貢献しました。

大谷選手は初回、ライトスタンドへ4号2ランホームランを放ち先制点をあげます。

さらに5回には0アウトから打撃妨害で出塁すると1アウト後、4番のアンソニー・レンドン選手の2球目に2塁へ盗塁を試み今季初盗塁を決めます。さらにボールがセンターへ転がるのを見て一気に3塁へ進塁。その後レンドン選手の犠牲フライで貴重な追加点となるホームを踏みました。

大谷選手は昨季11盗塁を記録。今季初盗塁については、「1アウト3塁の形を作れたのがよかった、いいタイミングでの追加点になったので攻撃的にすごくよかったと思います」とチームの攻撃を冷静に分析しました。

大谷選手の盗塁にネビン監督は「彼にはもっと盗塁を奪う力があります」と評価するも、「ただ、彼をケガから守りたいという思いもあります。盗塁が奪えるチャンスがあれば、（もっと）盗塁させたと思います。なので、今日はあの状況で盗塁をさせました。実はもっと前の打席で盗塁をさせようと思っていました」とフル回転で活躍を続ける大谷選手に対し気にする様子も見せました。

大谷選手はこれでメジャー6年間で通算67個目の盗塁を決め、打撃だけではなく自慢の足でもチームに貢献しています。